洋服と日本の伝統的履物のコーディネート
こんなに健康にもよく見た目にも美しい日本の伝統的履物を、着物以外の服でもぜひ自由なスタイルで楽しんで頂きたいと思います。
カジュアルな洋服に合わせるのも素敵ですし、各国の伝統的衣装に合わせてみるのも面白いかもしれません。
桐下駄を履けば簡単に背が高くなり、しかも意外なほど軽い
日本では昔から、何かを実際より大きく、少し良く見せるときに、「下駄を履かせる」という慣用句を使います。 底に歯がある伝統的な下駄を履くと、とても背が高く、足が長く見えるからです。
5センチ以上の高さを靴で実現しようとすればかなり重くなるはずです。ところが桐の木でできた下駄の意外なほど軽いのです。その軽さは、きっとあなたを驚かせることでしょう。
良い桐台に熟練の職人が鼻緒を挿げた下駄で正しい履き方で歩けば、長く履いても疲れず足を痛めません。
高さが低いタイプもあります
初心者にはこちらが歩きやすいのでオススメです
昔ながらの下駄ばかりではなく、現代では「右近下駄」と言われるサンダルのようなタイプも一般的です。
西洋のサンダルと違って左右はありませんが、台の表面にはカーブがあり、底も靴のような形なので、日本の伝統的な下駄に慣れていない人にも歩きやすいと思います。桐でできたものがほとんどで、とても軽いのが特徴です。